wood works

子亀のスツール

作品名: 子亀のスツール
Hex chair model little turtle
製作年度: 2014/04
素材: SPF、パイン、染色、ワックス仕上げ
亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎
亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎

◉この小さくて可愛らしい外観の椅子は、お子さんが産まれた家へのプレゼントに最適です。椅子としてはもちろん、座面が分離するカメの姿は木製玩具としても子供の成長の傍に寄り添えるデザインになっています。実際にまだハイハイしか出来ない赤ちゃんが、自ら這って行って、ひとりで座ったなんて微笑ましいエピソードも頂いています。

でも実は、この椅子は子供の為にデザインした物ではないのです。中年太りのおじさんこそがターゲットなのです。
 2014年の我が家は、リビングルームのソファーセットの下にホットカーペットを轢いていました。ぬくぬくとしたホットカーペットに直接座って、ソファを背もたれにする使い方です。畳の生活に慣れた日本人には、リラックス出来る、割とメジャーな使い方だと思うのですが、一つ問題がありました。この頃の私は体重が右肩上がり、正座はおろか胡座をかいていても足が痺れてしまう程だったのです。足が痺れては十分に寛ぐ事は出来ません。
 世の中には正座椅子というものがあります。和服で長時間正座をしなければならない時にこの椅子を使うと、お尻がちょっと浮いて足に体重がかからないので痺れなくなります。しかもとても小さくできているので、座ると正座椅子自体は見えなくなって普通に正座をしている様に見えると云う、まあなんと云うかチョットずるい椅子です。正座の為の補助具ですね。ここから分かる事は、痺れない為には極端に座面高の低い椅子が必要だと云う事です。子亀のスツールはこの発想で作りました。とはいえ座って目立たなくする必要はないので、その分クッションを厚くして座り心地を良くしています。正座や胡座でくつろぐ日本人の為の椅子なのです。

亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎
亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎
ゾウガメのスツール』と同じくクッション部分は取り外し可能になっています。クッションは同じサイズなので使い回せます。実は『マシュマロと双子の犬』も同じクッションです。
亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎
亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎

ボディカラーも色々あると楽しいです。色んなクッションとの組み合わせを山程作って展示したら面白いと思ってるんですけど、どこかのメーカーさんで作らせてくれないかなぁ。

 

亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎
亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎

クッションが無くても座れます。

 

亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎
亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎

妻が作ったパッチワークのクッション。カワイイ。

 

亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎
亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎

おまけのパーツも作ってみました。狙いは2つ。一つ目はこのパーツを使って二つの椅子に椅子に分裂出来る要素。もう一つは、このパーツとクッションだと更に座面高が低くなって枕にぴったりになるのです。

 

亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎
亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎

まくらに丁度良い高さ。

 


亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎
亀の木製スツール 大鼬鼠拳銃郎