leather works

12アングリー・オクトパス

作品名: 十二支になれぬイカならぬタコ
iPhone 12pro case
製作年度: 2021/02
素材:クロコ形押し革、アバルトレッド、ブラウン、黒檀 他
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎

タコです。タコが良いと思います。

先ず、構成される要素が良い。

八本足で、墨を吐き、軟体で吸盤。なんだそれ!と言いたくなる要素だらけ。これだけでワクワクした気分になります。

 

突飛で個性的なギミックなのに、軟体だからフォルムの自由度が高くて…、

恐ろしくもあり、コミカルでもある。

 

イカって云うライバルが居るのも魅力でしょう。物語性が有り、世界観すら感じさせる。


そして、食べても美味しい。

外国では容姿を恐れてか、食べない所もある様ですが、それもまた良いポイントに感じます。

 

つまり、タコが好きです。

 

と云う訳で、今回のスマホケースとモチーフはタコです。

怒っているタコ。

スマホの背面に貼り付いた彼は、一体何に怒っているのか?

自身の背中に流れるニュースサイトが後手後手の感染対策ばかりを伝えるからか、地球の環境を悪化させる商品がECサイトに溢れているからか…。

 

何に怒っているかは分かりませんが、鋭い眼でなにかを睨みつけています。

蛸って真っ赤になってプンプン怒っているイメージもありますよね。茹でると真っ赤になるのは海老も一緒なのにね。

 


12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎

●iPhone12はレンズが三つも付いて、しかも超広角なので、レンズ開口部をかなり大きく取らなければなりません。エッジ部分も繊細になっています。気のせいかレンズも吸盤に見えてきた。

12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎

●瞳は黒檀。白眼部分の木目が軽く血走った感じを出しています。



12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎

●頭と顔のプックリした膨らみが良い感じのフォルムになりました。持った時の指がかりも良いです。

12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎

●今回は指を引っ掛ける部分だらけ。持ち方のバリエーションが豊富なので、色々と楽しめそう。フフフフ。



12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎

●笑った口元の様なカードホルダーは「スマイルフラップ」と命名。上唇がカードが落ちない為のストッパーの役割も果たします。

カードを押し上げる為の穴から写真を覗かせるのも良いかも。

12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎

●タコの吸盤はシルバーのビョウで。グラマラスなフォルムのDカンが、短い長さなのに複雑なタコの足を表現してくれています。



12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎

●裏面はシンプルに造形無しですが、使い込むうちに革に刻まれる凹凸が、良い感じのマチエルを作ってくれるでしよう。

12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎

●内側のアバルトのレッドも使い込む程に渋い色味に育っていくイタリアンレザーならではの経年変化を楽しめそう。


12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎

●これから毎日持ち歩くのが楽しみだ。

12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎
12アングリー・オクトパス 大鼬鼠拳銃郎