leather works

熱狂と興奮のウツボ

作品名: Moray eels of enthusiasm and excitementiPhone 11 case
製作年度: 2021/01
素材:エルメスオレンジレザー、アバルトレッド、ウェンジュ他
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎

僕の子供の頃に放送されていた特撮ヒーロー番組と言えば「仮面ライダー」と「ウルトラマン」。

僕はヒーローよりも敵役の方がデザイン的に好みだった様で、毎回新しく登場する怪人や怪獣達が楽しみで、夢中になって見ていたと記憶しています。

 

好きだったのは「仮面ライダー」シリーズで、1号、2号、V3の頃でした。

この三人のライダーは物語的に割と色濃く繋がっています。敵となる悪の組織はショッカー→ゲルショッカー→デストロンと変遷して行きますが、首領が同じ方なんですね。首領は動物や昆虫などと人間を掛け合わせた改造人間を使って世界征服を企みます。この改造人間の見た目が気持ち悪くて、子ども心にザクっと刺さりましたね。“蜘蛛男”に“サソリ男”など、人間サイズだからなのかウルトラマンの怪獣よりも実在感があってそれは怖かったのを覚えています。

 

首領は仮面ライダー1号と2号に中々勝てない「ショッカー」を見限ってパワーアップした組織「ゲルショッカー」を作ります。怪人もパワーアップして“イソギンジャガー”や“クラゲウルフ”など人間と合成する動物類が二種類に増えました。が、結局ゲルショッカーもWライダーに壊滅に追い込まれてしまいました。

そこで首領は次なる強力な組織「デストロン」を立ち上げます。今度の怪人はなんと、動物と機械の合成改造人間!“カメバズーカ”と“ハサミジャガー”が最初の登場したときは、確か仮面ライダー1号2号が歯が立たない程強かったと思います。カメとバズーカと人間の合成怪人で、武器が入っていて確かに強いだろうと思うのですが…、“テレビバエ”などはハエの怪人の目がテレビモニターですからデザイン的には初期の怪人の気持ち悪さがすっかり無くなって、ちょっとひょうきんな感じさえ漂って来ます。今風に言うと陽キャな感じですかね。違うか。

 

さて、今回の作品のモチーフは“ウツボ”です。海のギャングと異名を取る凶悪な魚ですが今回はその肉食のギザギザの歯をファスナーで表現しています。デストロン風にネーミングすれば差し詰め「怪人ウツボチャック」と言うところでしょうか。陽キャだけど実力がある怪ケースなのです。

 


熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎

●毎回考えるのはスマホをホールドする部分。リングが一般的だけど今回はファスナーの持ち手を輪っかにするアイデアを思いつきました。

熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎

●ファスナーの取っ手金具を分解してDカンを取り付けるつもりでしたが、パーツ屋さんでDカン付きのパーツを見つけました。ラッキー。



熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎

●レンズ部分の開口が大きくなったので、エッジ部分の寸法には神経を使います。あまり攻めすぎると強度が足りなくなってしまいます。糸のカラーを複数使ってアクセントに。

熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎

●裏面はシンプルに。いくつか作ってきて、カード入れが必要なければ、何も無い背面が好きになりました。オレンジの革と水色の糸の組み合わせ。



熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎

 ●今回はウツボの肌感に丁度良い革素材を見つけたので即採用。当初はウツボの縞模様をパッチワークで表現しようかと構想してました。

熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎

●ベースボディ部分のコバは前作まではヘリ返しでしたが、今回はコバ磨き処理に変更しました。この方がスッキリ仕上げられるかな。



熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎

●赤い内革。スマイルフラップのカードケース付き。

熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎

●サクッと横位置で立てられるのも便利です。Movie観る時も、写真撮る時も。


熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎

ゴールドのファスナーが海のギャングの歯になりました。

熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎
熱狂と興奮のウツボ 大鼬鼠拳銃郎