◉妻と横浜の元町をブラブラしていて文房具の「伊東屋」さんに立ち寄った時のこと。
時期的に10月始まりの手帳が店頭に並んでおり、妻は「もうそんな時期ね、新しいのを買わなくちゃ」と物色をはじめた。妻はここ数年“Rollbarn”を愛用していたので、私はてっきり2019と書かれたゴールドの表紙の“Rollbarn”を手に取るものだと思っていたのだが、予想はあっさりと裏切られ、候補に上がったのは“KOKUYO”社製の巻頭に一年分の一ヶ月カレンダーがついたA5サイズのノートでありました。
妻曰く「薄くて良さそう。だけど、安っぽいかな。」との事である。
私のリアクションは如何なものかと言えば…、「良いんじゃない。簡単な革カバーなら作ってあげるよ。」となる。
「じゃあ、そうしようかな。」と妻。これも至極当然の流れである。定石とはこう言う事を言うのだろう。
かくして、A5ノートカバーのデザインの時間が始まった訳である。
●赤いカバーを作るのは初めから決めていました。直前に浅草のフジトウさんの店頭で買った「アバルト」と言うイタリアンレザーを使って見たかったんです。しっとりした手触りの素敵な革でした。
●「今回はカンタンなモノで。」と始めたのだけど、結局は中々手のかかる物になりました。