◉初めてはお正月の「はままつフラワーパーク」でした。このパークでは冬の時期の入園料の中に「お買い物券」が含まれています。冬のフラワーパークには観るものが少ないですからね、値段も安くお得に設定されてるんですね。寒い事も有りますから足早にパークを一通り見て回って、それから売店に向かったんです。「お買い物券」を使う為に。そこで出会ってしまったんです。可愛いあの子達に…。
という事でその時出会った小さなサボテンや多肉植物の為の鉢カバーです。どこに飾るかは購入した時には既に決めていました。
拙作「古代魚ボーンシェルフ」はシーラカンスの骨格をモチーフにしています。骨格、特に魚の骨って真ん中に芯として在って、その周りに筋肉や臓器が付いているイメージですけど、その骨格を拡大解釈してを格子組の吹き抜け棚の骨張ったフォルムと融合した作品です。
ですからこの棚に飾られるモノ達が、古代魚の「身」であり、「臓器」であり、「飲み込んだモノ」ということになります。既にいくつかの植物をレイアウトしていましたけれど、そこに新しく「トゲ」のあるものや、「肉」のあるものが仲間に加わるのです。これは古代魚も喜んでくれるでしょう。