◉我が家の夕食はリビングルームに置いたダイニングテーブルでいただきます。このテーブルは通常のダイニングテーブルよりも少し低目に、ソファやラウンジチェアが丁度良い高さで作ってあります。夕食は家族でお酒を愉しみつつ頂いて、そのままテレビを観ながらくつろぐのが我が家のスタイルなので、ゆったり座れる椅子とそれにあった高さの食卓にしています。
今日も夕食が終わってテレビを見ていると、妻がうたた寝をしています。いわゆる舟を漕ぐと言うやつですね。コックリコックリと何回か漕いでから、ガクンッと頭が落っこちて、その衝撃で目を覚ます。ところがまたすぐに瞼が落ちて来て、コックリコックリと船を漕ぎ出す訳です。首を痛めやしないかと心配になるくらい繰り返しやっております。
そんなに眠いのならベッドに入ったらと勧めるんですが、どうもそれは嫌なようで、
「もう目が覚めた。」とか
「寝てはいなかった。」とか、色々な事を言って再びテレビを見始めます。ですが、ものの三分もしないうちにまた…。
そんなことが毎日のように続くので、いよいよ妻の首が心配になって来ました。
ならば…、逆にもう少し寝やすい椅子、うたた寝しても頭を支えてくれるヘッドレスト付きの椅子を作ってあげれば妻の首を守れるんじゃないのか…。
と言う訳で、イージーチェアのデザインの時間です!
●背面から見ると3本の爪。流線型に切り出された3枚の合板が3つのクッション部を支えています。
●木部の殆どは合板で積層断面を見せています。滝澤ベニヤ株式会社さんのPeper-woodのような素材は相性が良さそうですね。
●曲げ合板に乗る猫。スケボーのつもりか。
●大きな肉球に顔を押し付けるのが気に入ったようです。
◯カラーバリエーション+オットマン