きっかけは9月13日に公開した「A4-2P Full-Spec Mini Wallet壱」のYouTubeチュートリアル動画。なんと、2ヶ月も経たないうちに再生回数が1.6万回を超え、お陰様でこれまでの動画の中で一番の人気作になった。
A4サイズのレザー1枚で、小銭・お札・カードがしっかり入るミニマルな財布が作れる!しかも、作業量もそこまで多くない。10月からの裁断済みの製作キットの販売準備を進めるうちに、「私も作ってみたい!」という気持ちがむくむくと湧いてきた。
幸い、道具はすでに手元にある。あとはやる気と時間だけ。YouTubeの「PISTOLMAN’S LEATHER-LAB」を見ながらなら、初心者の私でもできるはず。まずはやってみることが大事!
というわけで、身近な師匠(PISTOLMAN)に教えを乞いながら、人生初のレザークラフトに挑戦することにした。初めての手縫い、革の手縫いってもっと力がいる作業だと思っていた。でも、実際にはレーザーカッターであらかじめ縫い穴が開けられているので、力はそれほど必要なく、むしろ綺麗な縫い目を作るには、一定のリズムで糸を引くことが大事だった。そして、何より面白かったのが「コバ磨き」。革の小口をピカピカに仕上げる作業。これがまた、楽しくもあり、難しくもあり…。革を貼り合わせるときに少しでもズレると、後の処理に時間がかかってしまう。そしてどこまでやればいいのか、初心者には終わりが見えない。でも、ヤスリをかけて、コバ剤を塗って、ひたすら磨いていると、まるで庭の雑草を無心で抜いているときのような、白ーい無我の境地に入っていく。この「無心になれる時間」が、私にとってはとても心地よく、気づけば夢中になってピカピカのコバを眺めてはニヤニヤしていた。
まずはやってみよう!の体験を通して感じたのは、「やってみたい」という気持ちがあれば、初心者でもレザークラフトは楽しめるということ。もちろん、最初はわからないことだらけで、師匠に何度も同じことを聞いてしまった。でも、YouTubeや入門書を活用すれば、ひとつひとつ理解しながら進めそうだ。たくさんの先生が身近にいる時代万歳!
次は何を作ろうか?
