劇場とかに行くと、舞台の上に吊ってある照明機材。
そういうプロの照明屋さんが使っている照明機材ってなんだか格好良いなぁと感じます。
高価そうだし。
カッコ良く見える理由がの一つがバーンドアだと思います。
バーンドアって何かって言うと、ライトの前についてる4枚の羽根の様なヤツです。
灯りの照らす範囲を狭めたり広げたりコントロールする為の羽根なんですが、
我々が使う一般家庭の照明器具にはああゆう羽根はついてませんよね。
デスクスタンドみたいに照らす向きを変えられる照明機材はありますが、
中々羽根付きのライトは家電量販店では見かけないです。
中々一般で見かけないプロが使う機材って、カッコ良く見える要素満点でしょ。
ということで今回は、バーンドア スタンドライトのミニチュアみたいなモノを作ってみました。
でも決してオモチャではなくて、ちゃんとした実用品です。
ミラーレスカメラの上に乗せて使う様な、小さなLEDライトがあるんですが、
これが中々便利で、
ソファの下に潜り込んだ猫を撮影するときなんかに大活躍してくれます。
私は最初にこのURANJI社のVL-81と言うライトを購入したのですが、新たな機能のある機種などを買い足して
今では7台体制になってしまいました。
(もちろん猫だけではなくて、作品の写真を撮る為ですよ)
ただ、ちょっと気に入らないところもあって、作品写真なんかを撮るときには
灯りの照らす範囲を狭めたり広げたりコントロールしたくなるんです。
そこでこのようなミニLEDライトに付けるバーンドアのカスタム・パーツを作ったわけです。
一緒に光を和らげるための「ディフューザー」と言う光を拡散させるフィルターも作成しました。
小さくて光量の弱いライトなので、どうしても被写体の近くに置くことになるのですが、
そうするとライトを当ててる感がすごく目立つので、
少しでも自然な感じになるようにかけるフィルターです。
実際に運用してみたところ、ミニライトとはいえ複数の方向からライティング出来ると
小さな作品でも立体的に見せたり、平面的に見せたり、立体感がコントロールしやすくなりました。
今まで影になっていた部分のディティールを見せられる様になって、
作品写真のクオリティが上がった気がします。
(だから7台にも増えちゃうんですね)
このカスタムパーツの詳細はYouTubeチャンネルの方にアップしましたので、
興味がありましたら、下の動画もチェックしてみてください。
今回制作した3DプリントのSTLデータはここに置いておきます。
以下の機種が対象です。
僕個人の為のデータなので、不親切な部分も多々あると思いますが、あくまで参考用だとご認識ください。
バーンドア製作には磁石とシャフトが必要です。制作される方はご自身でご購入下さい。
参考に僕が使用したモノの紹介しておきます。
・φ2mm 50mm長のシャフト(ラジコン用)
uxcell ラウンド リンケージ ロッド 2mmダイヤ 50mmの長さ シャフト 20個
・ネオジム磁石 φ6mm 3mm厚
磁石 小型 多用途 丸形マグネット ネオジム磁石 6mm×3mm 50個
・組み立て方は見れば解ると思います。
PLAの接着には僕はセメダインのABS用プラモデル接着剤を使用しました。
大鼬鼠 拳銃郎でした。
ミニLED用バーンドア・カスタムパーツ STLデータ ダウンロード
※予告なくダウンロードを終了する事があります。
NEEWER社のRGB62 でも使用できます。
解凍後4つのファイルが出来ますが、UlanziV49 body.stlをお好きな色のPLAで、
UlanziV49 dhif.stlをTPUの透明色のフィラメントでお好きなサポートを付けてプリントすれば製作できます。残りの二つのファイルは羽根と押さえパーツのみ再印刷したい場合の予備ファイルです。
※組み立て方は見ればわかると思います。押さえパーツは接着してください。
※トルク維持の為にシャフトはめ込み部にグリスを入れる事をお勧めします。
ご質問には答えられないと思うので、想像力と自己責任でのご使用をお願いいたします。
解凍後3つのファイルが出来ます。UlanziVL81-body.stlとUlanziVL81-wing.stlをお好きな色のPLAで、UlanziVL81-dhif.stlをTPUの透明色のフィラメントでお好きなサポートをつけてプリントすれば製作できます。
※組み立て方は見ればわかると思います。押さえパーツは接着してください。
※トルク維持の為にシャフトはめ込み部にグリスを入れる事をお勧めします。
ご質問には答えられないと思うので、想像力と自己責任でのご使用をお願いいたします。
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