ペペロンチーノと砂肝

●アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの作り方だけでもyoutubeには随分と沢山の動画が上がっている。
相変わらず在宅勤務などで家に居て、一人で昼食を摂る時にはパスタ(or炒飯!)を作る事にハマっている。参考にYouTubeの動画を見たりもするのだが、片っ端から見ていても全く底が知れない。
YouTubeは日々新しい動画が何万と上がる世界だから当然といえば当然ではあるのだが、それにしてもパスタ界の「かけそば」とも言われる、具も殆ど無いシンプルな料理なのに、レシピ動画は山の様に存在する。基本的な料理だからこそ、逆に多いのかも知れない。色々と見た中で、これは美味しそうだとか、なるほどこのタイミングがコツだろう等と感心するものは端から作ってみたが、回数を重ねているうちにいよいよ自分なりのやり方と言うものに落ち着いて来た感じがする。

手順が固まってくるとアレンジも効かせられる様になってくるものだ。冷蔵庫に“イタリアンパセリ”が無くても“大葉”があれば問題無いし、“ニンニク”の在庫を切らしていても慌てずに“桃屋のきざみニンニク”で代用できるまでになった。こうなると具材にもアレンジを効かせて見たくなる。流石パスタ界のかけそばである。「かけそばにお揚げを入れたらきつねそば」ってなもんである。今回、とっても美味しい具材を見つけたので、備忘録に記す。
題して「砂肝焼きのペペロンチーノ」。である。

◇材料◇
水1Lと塩10g
パスタ 1.6mm〜2.0mmくらい
ニンニク 2欠け
鷹の爪 小なら1つ、大なら半分くらい
大葉orイタリアンパセリorパセリ 大さじ2くらいか
オリーブオイル 大さじ2とちょとくらい
出汁(鶏がらスープorコンソメor味覇or白だし)小さじ1/3くらい
魚醤 ちょっと
セブンイレブンの冷凍お惣菜「ごろっとニンニク砂肝焼き」半分くらい

粗挽き黒胡椒 お好み
kraft粉チーズ お好み

①水1Lに塩10gを投入して沸騰させる。
②刻む。ニンニクは芯を取って潰す。鷹の爪は細い輪切り。大葉は微塵切り。
③炒める。斜めにしたフライパンにニンニクとオリーブオイルを入れて、弱火で加熱。4分ほどで柔らかくなってきたら鷹の爪を加えもう1分加熱。泡が落ち着いてきたら、フォークなどでほぐす。
④パスタを茹でる。表示時間の4分前になったら、茹で汁を150ccフライパンに加えて沸騰させる。ここで出汁と「ごろっとニンニク砂肝焼き」を投入して一煮立ちさせる。
⑤2分前になったらブレンダーでソースを撹拌。強制乳化させる。
⑥1分前になったらパスタをフライパンに移す。大葉と魚醤を加えて、ソースを煮詰めながら麺に和える。フライパンを斜めにしてソースが汁っぽく無くなったら盛り付け。
⑦盛り付けて黒胡椒をかけて出来上がり。粉チーズは味変に使用。醤油もあり。

ヤバイ、これは旨すぎる。
砂肝焼きは食べごたえのある具材でペペロンチーノの弱点であるボリューム感の無さを完全に補完。ごろごろのニンニクも入っているので、ニンニク好きには堪らない一皿となった。正にどこにも出かけないで一人で食べるランチにピッタリのメニューである。